久々の進捗状況(^‐^)

ご無沙汰しています。北村です(^‐^)今日はここしばらくの間に(正確には22日間!!)m(_ _:)m・・・   進んだ現場の進捗状況をご報告します。

まずは市内の現場からですが、屋根の工事を行いました。写真は瓦搬入時の状況です。この写真を見て気がつかれた方もいらっしゃるかもしれませんが、瓦の小口(端っこ)がレンガの様な色をしていますよね。これは、一般的な和瓦ではなく陶器質の瓦に釉薬を塗った現代版の瓦です。施工方法は引っ掛け棧瓦葺き(土を敷かない)と同じ様な工法なのですが、瓦のデザイン・高性能・施工能率を考慮された瓦です。最近は京都市の景観条例の関係もあって大活躍の瓦です。

右の写真は屋根の下地(野地板)の上にルーフィング貼り、棧木を取り付けた所に瓦を配った状況写真です。この瓦を施工して棟を積めば大屋根は完成します。

完成状況の写真はまた(o・・o)/~

続きまして京都府内の現場の状況報告です。この写真は外壁内にロックウールと言う断熱材を張り詰めた状況写真です。この写真を見てまたまた気がつかれた方もいらっしゃるかもしれませんが、×とか/とかの形をした筋交いがこの建物には全くありません。っと言うのもこの建物は筋交いによる耐力壁(地震の揺れに対応する壁)でなく構造用面材による耐力壁だからです。

同じ耐力壁なのになぜ筋交いを選択していないのかと言うと、断熱材が隙間無くしっかり充填出来るからです。一般的には筋交いによる耐力壁が主流なのですが、この建物は筋交いの設置による断熱層の欠損箇所の低減をするために、また新壁(柱を化粧で見せる壁)のためにこの方法で耐力壁を作っています。

右の写真は断熱材を入れた後に部屋内側に構造用合板を張り詰めた状況写真です。ロックウールを押さえながら大きな板を貼っていくので大工さんは大変ですが、建物の為には良いと思います。因みにこの現場で使用しているロックウールは厚さ100mmの物を使用しています。

 

今回の報告は以上ですが、次回もおたのしみに♫       (^ _ ^)/~~